evaton_1(C)Getty Images

C=ルーウィン、9年過ごしたエヴァートンに別れ「あの歓声を感じたことは、一生忘れられない経験だ」

エヴァートンのドミニク・カルヴァート=ルーウィンが、退団を表明している。

現在28歳のカルヴァート=ルーウィンは、2016年夏にシェフィールド・ユナイテッドからエヴァートンに完全移籍。2019-20シーズンには途中就任したカルロ・アンチェロッティ監督のもとで得点力が花開き、同シーズンのプレミアリーグで13ゴール、翌シーズンには16ゴールを記録した。その後は数年、怪我にも泣かされると、昨季は公式戦38試合8ゴール3アシストを記録したが、今季は公式戦26試合でわずか3ゴール2アシストに留まっていた。

そんななか、現行契約が今夏までとなっていたC=ルーウィンは、29日に自身のインスタグラムで退団を発表。「エヴァートンとエヴァートニアンズのみんなへ」との書き出しから、別れを告げている。

「このクラブで素晴らしい9年間を過ごし、家族と共に、キャリアの新たな章をスタートさせるという難しい決断を下した」

「決して軽い気持ちで選んだことではない。エヴァートンは19歳の頃からの僕の故郷だ。私の中に可能性を見出し、成長を促し、サッカー選手としても人間としても形成してくれた。長年、共に歩んできたすべての監督、コーチ陣、そして生涯の友となったチームメイトに感謝の意を表したい」

「何よりも、ファンのみんなに伝えたい。みんなの情熱こそが、このクラブの鼓動だ。良い時も悪い時も、サポートは決して揺るがなかった。グディソン・パークでゴールを祝い、あの歓声を感じたことは、一生忘れられない経験だ」

「移籍という選択は、僕だけの決断ではない。家族と長い時間をかけて共に考えた決断である。今こそ新たな挑戦を求め、成長を続ける絶好の機会だと信じているが、だからといってエヴァートンとの絆が薄れることはない」

「これまで共に分かち合ってきたこと、このクラブにとって最も重要な時に戦い、重要な瞬間にビッグゴールを決め、献身と誇りを持ってユニフォームを着てきたことを、心から誇りに思う。この偉大なクラブの価値を常に守り続けてきたという思いを、みんなに敬意を持って受け取っていただけるよう願っている」

「これまで本当にありがとう」

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0