明治安田J1リーグ第22節の1試合が29日にデンカビッグスワンスタジアムで行われ、18位のアルビレックス新潟と9位のFC町田ゼルビアが激突した。
残留圏浮上を期して監督交代を決断し、入江徹監督が就任してから2試合目となる新潟。新体制発足後初のホーム戦にもなる一戦は3連勝がかかる町田が相手だが、ボールを握る立ち上がりとなり、長谷川元希が思い切りのいいシュートでGK谷晃生に襲いかかる。
だが、町田は8分に速攻から藤尾翔太が頭でフィニッシュに持ち込めば、13分のセットプレーから岡村大八も際どいヘディングシュート。続く19分にも左CKから岡村のクロスバーを叩くヘディングシュートを機に分厚く攻めるなど、町田のリズムで進み始める。
そこを我慢し、徐々に盛り返した新潟だが、43分に西村拓真が敵陣中央でボールを収めようとした宮本英治から奪い切ると、そのまま前に持ち運び、左足ミドルで今季6ゴール目。もうまもなくハーフタイムというなかで、町田が前半のうちにリードしてみせる。
ハーフタイムを挟み、仕切り直したい新潟だが、町田が前がかる展開で進むと、61分に相馬勇紀が左からカットインして右足ミドルでニアを貫き、2戦連発のシーズン5得点目。これに反応したGK藤田和輝だったが、弾き切れず、町田が新潟の突き放しに成功する。
そんな相馬は67分、右に持ち上がった前寛之が逆サイドに展開すると、バイタルエリア左でこぼれ球を回収した流れから迷うことなくまたも右足ミドルで連続ゴール。今後はゴール右を狙い澄ましたシュートが鋭く突き刺さり、町田が大きな3点目を奪い切る。
早いうちにまず1点を返したい新潟だが、76分にはジェイソン・ゲリアが自陣深くで西村にボールを奪われると、ボックス中央でパスを受けた藤尾がシーズン2得点目を左足で決め、町田がダメ押しの4点目。町田が試合の行方を確固たるものとした。
0-4で完敗の新潟は新体制発足からも2連敗で、今季最長の3連敗に。降格圏から抜け出すきっかけを掴めず。一方、今季最多4ゴールで快勝した町田は2度目の3連勝。上位追随に向けてさらに弾みをつけた。



