新たに生まれ変わったクラブワールドカップ(クラブW杯)がついに開幕した。
今大会から4年に1度の開催となり、出場数はこれまでの7チームから32チームに。決勝までの道のりもグループステージからと大規模な大会になり、優勝クラブの賞金は最大1億2500万ドルにものぼる。
そんな“新”クラブW杯にJリーグから参戦するのが浦和レッズ。アメリカメディア『ESPN』では開幕に先んじて出場する全32チームが紹介され、浦和にも触れられている。
浦和はグループステージで今季のチャンピオンズリーグ準優勝チームであるインテルと同じE組に。そのほかにもアルゼンチンの強豪リーベル・プレート、メキシコの名門モンテレイと同居する。
「浦和は2007年に3位、2023年に準決勝進出を果たすなど、この大会でそれなりの成績を残す。今回は残念ながら難しい組み合わせだが、国内リーグで優れないときも持ち前の粘り強さを発揮できるのが強み」
「勝ち上がりを予想する人はほとんどいないかもしれないが、浦和は少なくとも虎視眈々と決勝トーナメント進出を狙っているはずだ」
そうグループステージでの戦いを厳し目に予想した同メディアだが、参戦するアジア勢で「最もグループステージ突破のチャンスがあるチーム」とも評した上で、こう続けている。
「机上では3試合すべてで劣勢かもしれない。インテルを相手に番狂わせを起こすのはあまりにも難しいかもしれないが、リーベル・プレートやモンテレイに匹敵する力と経験がある」
浦和の初戦は17日で、相手はリーベル。レアル・マドリー入りが決まったばかりの17歳逸材フランコ・マスタントゥオーノらを擁する。


