マンチェスター・シティは11日、ミランに所属するオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスを獲得したことを発表した。契約期間は5年間。イギリス『BBC』によれば、移籍金は4650万ポンド(約90億1000万円)とのこと。
2017年8月に母国のズヴォレでトップチームデビューを果たした直後、同月にAZアルクマールに移籍したラインデルス。菅原由勢とも同クラブで共闘した中、2023年夏にミランへ。今季は公式戦54試合に出場し、15ゴール5アシストを記録。同シーズンのセリエA最優秀ミッドフィルダーに選出された。
マンチェスター・Cへの完全移籍が決まったラインデルスは、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。
「マンチェスター・シティと契約できて、とても嬉しいよ」
「シティは世界有数の強豪チームの一つで、最高の監督、ワールドクラスの選手、そして素晴らしい施設を擁している。グアルディオラ監督の下、シティは数々のタイトルを獲得してきた。僕も今後数年間、さらなる成功を成し遂げ、この勢いを維持していきたいと思っている」
「プレミアリーグでプレーすることも夢だった。このリーグは長年にわたり、オランダのトップ選手たちが活躍してきたリーグであり、彼らの足跡を辿ることは僕にとって大きな励みになる」
「これから他の選手たちと会い、マンチェスター・シティのファンに自分の実力を見せるのが本当に楽しみだよ」
マンチェスター・シティは14日に開幕するFIFAクラブワールドカップ(CWC)を前に開かれた移籍市場で、すでにウォルヴァーハンプトンからライアン・アイト=ヌーリ、チェルシーからマーカス・ベッティネッリ、リヨンからラヤン・チェルキを獲得しており、ラインデルスで4人目の補強に成功した。



