明治安田J1リーグ第19節が1日に行われ、5位の浦和レッズと17位の横浜FCが埼玉スタジアム2002で激突した。
この試合が最後にクラブ・ワールドカップ(W杯)に挑むべく、開催の地となるアメリカに旅立つ浦和。前半戦首位ターンの鹿島アントラーズからなる上位陣を追いかける上でも、クラブW杯に弾みをつける上でも勝利がほしいなか、残留争いに巻き込まれる横浜FCをホームに迎え撃った。
前節から中3日の浦和に対して、横浜FCは1週間ぶりの試合。スケジュール面で不利のなか、左サイドバックを荻原拓也に入れ替えるにとどめた浦和だが、立ち上がりから攻め込み、7分にサミュエル・グスタフソンを中心とした組み立てから荻原が折り返しを押し込みになるなど、いい形を作る。
17分にもマテウス・サヴィオ→サミュエル・グスタフソンと繋いで金子拓郎がフィニッシュに持ち込むなど、浦和ペースが続くが、粘る横浜FCも33分に新保海鈴が左からクロスを上げると、鈴木武蔵が決定的なヘッド。合わせきれれば1点もののシーンだったが、クロスバーの上に外す。
その後も浦和が攻めの主導権を握る展開で進むが、43分に横浜FCがGK西川周作のキックを跳ね返した流れからのカウンターに持ち込み、駒井善成が受けて繋いでを繰り返しながら中央を突破。バイタルエリア左からカットインしたルキアンがゴール右を狙い澄ましたフィニッシュを突き刺す。
嫌な流れで後半に入った浦和だが、早々にスコアをイーブンに。53分、後方からのビルドアップで相手のプレッシャーを掻い潜ってカウンターに持ち込むと、ボックス右の石原広教が折り返す。これに飛び込んだのはサミュエル・グスタフソン。しっかりとスライディングで合わせた。
そんな浦和だが、75分にマテウス・サヴィオが右ふくらはぎのトラブルか、負傷交代。クラブW杯を前に懸念材料となるが、ひっくり返す。83分の左CKからファーのチアゴ・サンタナが放った左足フィニッシュこそ右ポストを叩いたが、跳ね返りをサミュエル・グスタフソンが右足で叩き込んだ。
サミュエル・グスタフソンの2発で逆転した浦和はそのまま勝ち切り、クラブW杯に弾みをつけるJ1リーグ4試合ぶりの白星。先制ゲームをモノにできなかった横浜FCは3試合ぶりの黒星で2試合未勝利となっている。



