FC今治は29日、川崎フロンターレからMFパトリッキ・ヴェロンの期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2025年12月31日までで、その間は川崎Fとの公式戦に出場できず。背番号は「28」をつける。
20歳のパトリッキ・ヴェロンは母国クラブのバイーアから2024年に川崎F入り。昨季の明治安田J1リーグで2試合の出場に終わったなか、今季もここまで2試合の出番にとどまり、今季残りをFC今治で過ごす運びとなった。
パトリッキ・ヴェロンは今季のJ2リーグでここまで9位につける今治入りが決まり、両クラブの公式サイトで次のようにコメントしている。
FC今治
「FC今治の皆さんに自分が今治のユニフォームを着て試合するところ、練習するところを早く見てほしいなと思っています。チームの一番大きな目標である昇格に向けて、すごくチームは良い流れで来ていると思うので、それをさらに自分の力でもっともっと良くしていきたいなと思っています。とにかく練習もそうですし、試合もFC今治の一員としてスタートすることに本当に希望で満ち溢れているので、早く皆さんと会いたいなと思っていま」
川崎フロンターレ
「まず、サポーターとクラブ、皆さんに感謝したいと思います。初めて日本に来た私のことを温かく迎え入れてくださり、いつも優しく声をかけてくれて、そして家族にも声をかけてくださり、本当にうれしかったです。この1年半、サッカーでチームを助けることができずに少し残念ではありますが、皆さんのサポートが本当に大きな喜びでしたし、それが選手の力に、自分だけではなくチームみんなの力になっていて、サポーターの応援があってこそ、すばらしい選手が生まれるのだと思いました。引き続きチームを、選手を支えていってください。チーム、選手はタイトルに向けて本当に全力で戦っているので、年末に皆さんと共に喜ぶことができると思います。これからも応援よろしくお願いします」