明治安田J1リーグ第18節が25日に行われ、7位の川崎フロンターレと12位のガンバ大阪がUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで激突した。
川崎Fが1つの未消化試合を残すものの、2ポイント差でひしめく両者の一戦。まずは13分の小林悠にワンタッチシュートのチャンスが巡るなど、川崎Fが仕掛け、守備に回るG大阪は速攻で活路を見いだしにかかる。
前半の半ば以降もその戦況が続くなか、川崎Fがセットプレーから崩す。32分、右CKから古巣戦となる山本悠樹のキックにニアの佐々木旭が頭で反応。ファーのマルシーニョが詰め、G大阪から先制点をもぎ取った。
その川崎Fが40分に河原創の際どいシュートで追加点に迫るなか、G大阪も42分にファン・アラーノが右足を振っていけば、続く44分に満田誠がボックス内から左足フィニッシュに持ち込むが、惜しくも左ポストを叩く。
後半は入りから両者ともにゴールの匂いを感じさせるシーンが続くと、押し返すG大阪が試合を振り出しに。53分、宇佐美がボックス左から中に切り込んでの右足で川崎Fのゴールを揺らし、同点弾をマークする。
G大阪はエースの右足がさらに逆転劇を呼び込み、60分に敵陣右でボールを奪った流れから宇佐美がクロス。斜めの走り出しでゴール前に飛び込んでいった山下が足で合わせ、敵地で試合をひっくり返してみせる。
だが、川崎Fが交代策を実らせて追いつく。80分、途中出場の大関友翔が敵陣左からパスを出すと、ボックス左で受けた伊藤達哉が右足フィニッシュ。中谷進之介に当たったボールが相手ゴールに吸い込まれていった。
終盤も激しい競り合いになるなかで、盛り返した川崎Fだが、2試合連続のドローで終了。一方のG大阪は連敗を「2」で止めたものの、3試合白星なしとなった。





