コッパ・イタリア決勝が14日に行われ、ミランとボローニャが対戦した。
来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権もかかる決勝は直近のセリエAでも対戦したばかりの両者による一戦に。そのリーグ戦を3-1の逆転勝利で飾り、公式戦4連勝で迎えたミランだが、ボローニャも気持ちを切り替えて挑み、両GKの好守も光って0-0でハーフタイムに入る。
拮抗した戦況を崩したのはボローニャで、53分に敵陣中央からレモ・フロイラー、ジョヴァンニ・ファビアン、リッカルド・オルソリーニと縦にボールを繋ぎにかかると、テオ・エルナンデスがカット。だが、セカンドボールを拾ったダン・エンドイエがネットを揺らす。
ミランは63分にカイル・ウォーカー、ジョアン・フェリックス、サンティアゴ・ヒメネスを一挙に送り込み、88分にもサミュエル・チュクウェゼ、タミー・アブラハムをピッチへ。だが、ボローニャに跳ね返され続け、ミランは2002-03シーズン以来6度目の優勝とはならず。
ボローニャは1973-74シーズン以来、51年ぶり3度目の優勝。見事にEL出場権を掴んだ。





