Jリーグは14日に翌15日の“Jリーグの日”を記念し、松木安太郎氏、前園真聖氏、そして日本代表監督の森保一氏をゲストにイベントを開いた。
イベントは『2025“Jリーグの日”特別企画発表会』と銘打たれ、Jリーグチップスの特別復刻を発表。復刻版はJ1、J2、J3リーグの全60クラブから各クラブ3選手ずつの計180選手とともに、1990年代のJリーグ初期を彩ったレジェンド35選手、さらにJリーグ公認番組の特別カードもプラスした全220種が収録されている。
この復刻版のJリーグチップスは一般販売されず、今週末の17日、18日にホームで試合を予定する各クラブのスタジアムで計3万3000袋を無料配布(当日、アウェイのクラブは次節以降のホーム開催試合で配布予定)。また、SNS上でのプレゼントキャンペーンを予定するなど、さらに盛り上げていく企画が用意されている。
イベントではトークセッションが行われ、各々がJリーグ発足当初を回想。マツダ(現・サンフレッチェ広島)の選手だった森保氏はJリーグ誕生前の月給が「4万5000円だった」とぶっちゃけ、「なんとか石にかじりついてでもサッカーでご飯を食べていけるようにしていかないといけないと思ったのは印象に残っている」と述懐した。
また、イベントではそれぞれのカードを拡大したパネルが各々のもとに渡り、森保氏は「ちょっと恥ずかしい」と笑み。前園氏と松木氏は収録カードを用いて各々で作ったベストイレブンを披露するなど、イベントを盛り上げた。
最後にそれぞれがメッセージ。「僕自身も自分の立ち位置でJリーグをしっかりと盛り上げていきたいと思います(前園氏)」、「Jリーグも応援していますが、日本代表もどうぞ応援よろしくお願いいたします(森保氏)、「ますますのサッカー界の発展に皆さんご協力いただければと思います(松木氏)」との言葉で締めた。

