AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ファイナルズの決勝が3日に行われ、川崎フロンターレを下したアル・アハリ・サウジが見事に初優勝を成し遂げた。
自国開催のアドバンテージも生かしながら、準々決勝から続く一発勝負を勝ち抜き、決勝に駒を進めたアル・アハリ・サウジ。クラブ初のベスト4入りから一気に決勝へと勝ち上がった川崎Fに対して、前半のうちにガレーノのゴラッソとフランク・ケシエの追加点で2点を先行すると、そのまま2-0で勝ち切った。
アジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトによると、マティアス・ヤイスレ監督は「今大会での選手の活躍、パフォーマンス、そして道のりを心から誇りに思う」とし、こう続ける。
「素晴らしい雰囲気を作ってくれたファンにも感謝したい。これは決して当たり前のことではないんだ。一丸となれば特別なことを成し遂げられる。今夜はまさにそれができた。サポーターに何らかの形で恩返しできて嬉しいよ」
「クレイジーな旅だったし、つい最近までまったく違った景色だった。ファンのみんながどれだけサポートしてくれたことか、本当に信じられないほどだったよ。そして、選手がこうして掴むべきものを掴んでくれた」
また、川崎Fとの決勝にも「相手には苦労させられたし、よく組織化されてもいたが、全体的には我々が勝つに値した」と語り、選手を労いながら試合内容を振り返った。
「決して楽ではなかった。こういう試合ではプレッシャーがかかるもので、対処が必要なんだ。選手がいかにして対処したかを思うと、さらに誇らしい。素晴らしい個性を発揮してくれた。後半は守備を固めてクリーンシートでというなかで、なんとか達成できたよ」



