スペイン政府のスポーツ上級委員会(CSD)はバルセロナのスペイン代表MFダニ・オルモとスペイン人FWパウ・ビクトルの選手登録を正式に認める判決を下した。
今年に入って公式戦18勝3分け無敗と勢いづき、ラ・リーガ首位を走るバルセロナ。だが、慢性的な財政難によるサラリーキャップの問題は今季も解消されず、それと付き合いながらここまでくるなかで、スペインサッカー連盟(RFEF)が今年に入って後半戦でオルモとビクトルの登録を認めない方針を示した。
バルセロナはその後、CSDに訴えを起こし、2選手は控訴の最終的な判決が下るまで暫定的に登録が認められる運びに。そのなか、2日にバルセロナの財政面に関する声明を発表したラ・リーガはクラブから届いた今季の損益計算書を加味して、2選手の登録に必要な能力を有していないとし、RFEFに同調した。
これによってさらに厳しい立場に追いやられてしまったバルセロナだが、CSDは3日、今年1月に受けた異議申し立てを支持する判決を公表。「RFEFとラ・リーガの監視委員会に以前のビザやライセンスを拒否する権限がない」とし、2選手の登録を許可するとの判決を下した。
バルセロナも今回の判決に対する声明を発表。「CSDは木曜日(3日)、ダニ・オルモとパウ・ビクトル、そしてバルセロナが1月7日に提出した控訴を支持し、RFEFとラ・リーガの監視委員会による合意を無効にした」とし、こう続けた。
「CSDの判決によれば、『当事者の主張を考慮した後、このプロセスを通じて、監視委員会は以前のライセンスとバルセロナが要求したライセンスを決定する能力がなかったのは明確かつ議論の余地なく立証された』とのことだ。CSDは声明のなかで、監視委員会には以前のビザとライセンスを拒否する権限がなく、当初の決定が無効であると説明している」
「したがって、ダニ・オルモとパウ・ビクトルはライセンスがあり、引き続きチームで試合に出場できる。1月8日以降、CSDは緊急的な予防措置を許可しており、両選手はプロとしてのキャリアを通常通り継続できるようになった」




