J1アルビレックス新潟は19日、DF岡本將成がJ2カターレ富山に完全移籍すると発表した。
25歳の岡本は新潟の下部組織で育ち、同クラブでプロデビュー。鹿児島ユナイテッドFCや水戸ホーリーホックへの期限付き移籍を経て今季は新潟に復帰していたが、リーグ戦の出場はなかった。
岡本は新潟のクラブ公式サイトを通じてコメントを発表した。
「このたび、カターレ富山に移籍することになりました。13歳でアルビレックス新潟のアカデミーに加わり、そしてトップチームに昇格し、これまでの時間を通して、サッカー選手としてだけでなく、人としても本当に多くのことを学ばせていただきました」
「新潟で学んだことを次は富山の地で活かせられるように、日々精進していきます。次は相手としてビッグスワンのピッチに立てる日を、心から楽しみにしています。これまで支えてくださったクラブ関係者の皆さま、指導者の方々、チームメイト、そしてどんな時も応援してくださったサポーターの皆さまに、心から感謝しています。本当にありがとうございました」
今季J1を最下位で終え、来季J2への降格が決定している新潟。対する富山は最終節で劇的なJ2残留も決め、岡本は地元である富山県から再起を図る。
岡本は富山のクラブ公式サイトで「アルビレックス新潟から移籍してきました。富山県朝日町出身として、地元富山県を少しでも盛り上げられるよう、ピッチ内外で全力を尽くしていきたいと思います。J1昇格に貢献できるよう、日々の練習から全身全霊で取り組み、覚悟を持って戦います。カターレ富山に関わるすべての皆さまとともに、熱く、強いクラブをつくっていけるようがんばります。よろしくお願いします」とコメントした。
