プレミアリーグ第16節のクリスタル・パレス対マンチェスター・シティが14日に開催された。
ここまで勝ち点26で5位に位置するC・パレスと同31で2位につけるマン・Cが対戦。C・パレスの鎌田大地はリーグ14試合連続でスタメン入りし、ボランチとしてスタートからピッチに立った。
試合序盤からボール保持率を高めて押し込もうとしたのはマン・Cだが、17分にビッグチャンスを得たのはC・パレス。ウォートンのスルーパスで最終ラインを破ったピノがGKと一対一に近い状況となった中でシュートを放つ。だが、これはクロスバーに弾かれて先制点とはならなかった。
ハーフタイムにかけても、鎌田とウォートンがゲームメイクし、サールのスピードを活かしたC・パレスが効率的にチャンスを演出。だが、41分に先制したのはマン・Cだった。右サイドからヌネスが入れたアーリークロスに正面のハーランドがヘッド。このシュートがゴール右に決まり、マン・Cが先手を取った。
迎えた後半はよりオープンな展開に。49分に高い位置でのボール奪取からウォートンが際どいシュートを放ったC・パレスに対し、マン・Cは57分にボックス右へ抜け出したラインデルスが枠内シュート。だが、これはGKヘンダーソンのファインセーブに遭う。
そんな中、64分にC・パレスにアクシデント。鎌田が空中戦で競り合った際の着地時に足を痛めた模様で、右太もも裏を押さえて倒れこむ。負傷交代の際、自分で歩いた鎌田だが足を引きずる様子で、苦悶の表情を浮かべながらゆっくりとピッチを退いた。
その後、マン・Cは69分に速攻からシェルキのパスをペナルティアークで受けたフォーデンが鋭いシュートを突き刺して2点目。フォーデンはリーグ4試合連続弾となり、直近4戦6発目となった。
さらに88分にはゴール前に抜け出したサヴィーニョが、かわしにかかったGKヘンダーソンに倒されてPKを獲得。これをハーランドが決めて3-0とした。
そして、そのままマン・Cが3-0で完勝し、リーグ4連勝で2位をキープ。公式戦では5連勝とした。一方のC・パレスは3試合ぶりの黒星、さらに鎌田が負傷するという苦しい状況となっている。





