プレミアリーグ第16節のリヴァプール対ブライトンが13日に開催された。
ここまで勝ち点23で10位のリヴァプールと、同勝ち点で8位のブライトンが対戦。遠藤航が負傷離脱となったリヴァプールでは、前節後に監督批判をしたサラーがベンチスタートに。一方、ブライトンでは負傷離脱していた三笘が、最後にプレーした9月27日のチェルシー戦以来初めてベンチ入りした。
試合は立ち上がりに動く。相手のクリアボールを正面バイタルエリアのジョー・ゴメスが頭でつなぐと、ゴール前に流れたボールをエキティケがダイレクトシュート。これが決まり、今季プレミアリーグ最速の46秒でリヴァプールが先行した。
対するブライトンは14分、ミンテのパスでゴール前に抜けたディエゴ・ゴメスに決定機。しかし、シュートはGKアリソンのファインセーブに遭って同点弾とはならない。
ハーフタイムにかけては一進一退の攻防に。そんな中、リヴァプールは26分にジョー・ゴメスが負傷交代に。これにより、サラーが右ウイングとして投入され、ソボスライが右サイドバックに回った。
リヴァプール1点リードで迎えた後半、ブライトンは51分にディエゴ・ゴメス、56分にグルーダがそれぞれゴールチャンスを得るも決め切れず。すると、リヴァプールが61分に追加点。サラーの右CKにファーサイドで合わせたエキティケがヘディング弾を叩きこんでこの日2ゴール目を記録し、2-0とした。
なお、サラーはリヴァプールでの通算89アシスト目に。プレミアリーグ単一クラブにおけるゴール関与数で、マンチェスター・ユナイテッド時代のウェイン・ルーニー氏(183ゴール・93アシスト)の「276」を抜く「277(188ゴール・89アシスト)」とし、歴代単独最多選手となった。
ブライトンのヒュルツェラー監督は65分に三笘とアヤリを投入。2カ月半ぶりの復帰となった三笘は左ウイングのポジションに入る。その三笘は68分、左サイドからリュテルとのワンツーでゴールエリア左に侵入し、そのままシュート。だが、DFに寄せられたことでこれは枠に飛ばせなかった。
終盤にかけてはブライトンも1点を返しにいくが、そのままリヴァプールがシャットアウト。リヴァプールがリーグ3試合ぶりの白星を獲得した一方、ブライトンは3戦未勝利となった。





