JFA(日本サッカー協会)は11日、山口智氏がU-20日本代表監督に就任することを発表した。
現役時代にジェフユナイテッド市原のユースからトップチームでデビューした山口氏は、2001年から2011年までガンバ大阪で主力として活躍し、日本代表でもプレー。その後、キャリア終盤はジェフユナイテッド千葉、京都サンガF.C.に所属し、2016年に引退した。
指導者キャリアではG大阪のアンダー世代や湘南ベルマーレのコーチを務め、2021年に同クラブの指揮官に。今季の明治安田J1リーグで降格の憂き目に遭った中、シーズン後の退任が決まっていた。
2027年のU-20ワールドカップを目指すチームを指揮する山口氏は「今回、日本代表に関わらせていただき、大変光栄な思いです。来年はワールドカップがあります。いつの日かそのワールドカップの舞台に立って活躍する世代の選手たちと共に、新しくチームをスタートさせてもらえることに喜びを感じると共に、大きな責任を感じています」と抱負を語った。
「『謙虚に』、『地道に』、『大胆に』、『繋がって』。選手それぞれが成長していくことはもちろんですが、一人一人が繋がり、攻守にわたってスペシャルなモノを引き出し合う。そして、泥臭くハードワークをして戦えるチームを目指していきたいと思います。何事にも覚悟を持って向き合い、取り組んでいきたいと思います」
なお、コーチには菅原大介氏、GKコーチに高原寿康氏、フィジカルコーチに大塚慶輔氏がそれぞれ就任する。

