リヴァプールのアルネ・スロット監督が、エジプト代表代表FWモハメド・サラーの去就について言及した。
リーグ戦3試合連続でベンチスタートとなり、直近のリーズ・ユナイテッド戦では出場機会のなかったサラー。同試合後に不満を爆発させ、「スケープゴートにされている」と退団を示唆していた。
そんな中、リヴァプールはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のインテル戦に向けた遠征メンバーを発表。主将DFフィルジル・ファン・ダイクをはじめとする主力選手たちが順当に名を連ねた一方で、サラーはメンバーから外れた。
スロット監督は「サラーのコメントに対しての、私の反応は明白だ。だから今夜、彼はここにいない」とプレスカンファレンスで説明しつつ、既にサラーがリヴァプールでの最後の試合を終えたかどうかについては「まったく分からない。いまはその質問には答えられない」とコメントした。『マルカ』が伝えた。
「彼には我々と一緒に遠征しない旨を伝えたから、それが彼との唯一のコミュニケーションだった。もちろん、土曜日の前にはたくさん話した。時にはもっと話したり、時にはもっと少なかったりしたけどね」
2017年のリヴァプール加入以降、チームのエースとして活躍して2度のプレミアリーグ制覇やUEFAチャンピオンズリーグ優勝に貢献したサラー。スロット監督は「彼がなぜあのような発言をしたのか、正確に知る必要がある」とした。


