サントスFC(ブラジレイロ・セリエA)FWネイマールがハットトリックの活躍を披露した。
リーグ戦第37節で19位のジュベントゥージと対戦したサントス。1部残留を争う中、ネイマールが先発出場。左ひざの半月板損傷を抱えながらの出場となったが、ペナルティキック弾を含む3得点を奪い、3-0の勝利に導いた。
この試合で降格圏を脱出したサントス。ネイマールは直近2試合で4得点を記録しており、「これらのゴールが決まって、サントスに貢献できたことがとてもうれしいよ。チームメイトがいなければ、この勝利はあり得なかった。勝利には満足しているけど、まだ1試合残っている」と1部残留に向けて気を引き締めた。『ge』が伝えた。
今月8日のクルゼイロ戦が最終節となる中、同試合に勝利すれば無条件で残留となる(引き分け以下でも条件次第で残留)。
大一番に向けて負傷の状態が懸念されるネイマールだが、「ピッチに立つことに全力を尽くし、アスリートとして常に健康を最優先にしてきたから、自分のキャリアに悪影響を与えることは起こさないようにしている。何カ月も何年もケガに悩まされてきたが、100パーセントの力でそれを克服しようとしているだけなんだ」と強調した。
ネイマールはサントスで今季リーグ戦19試合8得点1アシスト。契約は今年限りとなっている中、報道陣から去就について問われると複雑な表情をみせた。
「分からない。正直に言って、分からないんだ。まずは今シーズンを終えたい。それについてはブラジル選手権を終えてから考えたい。でも、僕にとっての最優先事項は常にサントスだ」
