プレミアリーグ第13節、クリスタル・パレス対マンチェスター・ユナイテッドが30日に開催された。
勝ち点20で6位に位置するC・パレスと、同18で12位のマンチェスター・Uが対戦。パレスの鎌田大地はリーグ11試合連続でスタメン入りし、セントラルMFの一角としてスタートした。
立ち上がり、マンチェスター・UはCKから決定機。ゴール前混戦から至近距離のカゼミロが押し込みにかかったが、GKヘンダーソンのビッグセーブに阻まれる。
すると、徐々にパレスのペースに。15分に正面のマテタがわずかにゴール左にはずれるシュートを放つと、24分にはボックス正面へ攻撃参加した鎌田が右からのクロスに合わせる。これは枠を捉えたが、威力が足りずGKラメンスにストップされた。
すると、36分にパレスが先制する。ボックス左で縦パスを受けたマテタがヨロに倒されてPK獲得。キッカーのマテタはPKを成功させるが、シュートが偶発的に軸足に当たっていたため、やり直しに。2度目のPKは正当に成功させ、パレスに先制点をもたらした。
パレスリードで迎えた後半、スコアを動かしたのはマンチェスター・U。53分、縦に入ったFKをボックス左奥に流れながら受けたザークツィーが、厳しい角度ながらも左足での反転シュートを放つ。ゴール右に決める見事な同点弾で今季初ゴールをマークした。
すると、マンチェスター・Uがこの勢いのまま63分に逆転する。ボックス左手前でFKを得ると、B・フェルナンデスがボールを少し触って正面に出す。これをダイレクトで叩いたマウントがゴール左にシュートを突き刺し、2-1とした。
その後も一進一退の攻防となった中、83分に長期離脱明けのリサンドロ・マルティネスが約10カ月ぶりに復帰したマンチェスター・Uが、そのまま逃げ切りに成功。暫定ながらも6位に浮上している。





