明治安田J1リーグ第37節のヴィッセル神戸対FC東京が30日にノエビアスタジアム神戸で開催された。
勝ち点63で3位に位置する神戸と、同48で11位のFC東京が対戦。試合は、序盤の主導権争いを経て、時間の経過とともに神戸が徐々にペースを握る展開となる。
両チーム共になかなかチャンスがつくれない中、最初に決定機を得たのは神戸だった。44分、サイド攻撃から最後はこぼれ球を拾った井手口陽介がペナルティアーク右付近でコントロールシュート。これがゴール左を捉えるが、GK波多野豪が横っ飛びでわずかに触れたボールは左ポストに弾かれた。
0-0で迎えた後半、神戸は立ち上がりの49分にバイタルエリアから飯野七聖が枠内への強烈なミドルシュートを放つ。だが、これもGK波多野の好セーブに遭って先制点とはならない。
その後、終盤にかけてはFC東京も押し返した中、両チーム共に最後までゴールを割ることができず、そのまま0-0で試合終了。この結果、神戸はAFCチャンピオンズリーグ・エリート出場圏内の2位フィニッシュの可能性がついえている。

