J1湘南ベルマーレは28日、MF茨田陽生が今季限りで契約満了になると発表した。
柏レイソルの下部組織で育ち、同クラブでトップチームデビューを果たした34歳の茨田。2010年のトップチーム昇格後はJ1制覇や天皇杯優勝、Jリーグ杯とタイトル獲得に貢献。2017年から2019年まで大宮アルディージャ(現RB大宮アルディージャ)に在籍した後、湘南には2020年に加入した。
茨田はクラブ公式サイトを通じてコメントを発表した。
「湘南ベルマーレに関わるすべての皆さま、本当にありがとうございました。今シーズン限りで湘南ベルマーレを退団することになりました。どんな時でも変わらず熱く応援してくださったファン、サポーターの皆さま、本当にありがとうございました。6年間このクラブで過ごした時間は、自分を強くしてくれただけではなく、人としても成長させてくれました」
「自分だけではなく、家族もこのクラブが大好きでした。試合の日には、楽しそうにスタジアムに来て応援してくれていました。勝っても負けても、いつも温かく迎えてくれていました。家族がベルマーレを好きになったのは、クラブ関係者、サポーターの皆さまが本当に素晴らしいからだと思います」
「このクラブを離れるのは本当に寂しいです。でも、この6年間を無駄にせず、前に進んでいきたいと思います。6年間、本当にありがとうございました」
湘南は今月30日にホームで清水エスパルスと対戦する。
