luis suarez(C)Getty Images

インテル・マイアミで先発落ちのスアレス…マスチェラーノ監督は葛藤を語る「容易な決断ではなかった」

インテル・マイアミ(MLS)のハビエル・マスチェラーノ監督が、FWルイス・スアレスをベンチスタートにした理由を語った。

FCシンシナティとイースタン・カンファレンス準決勝で激突したインテル・マイアミ。FWリオネル・メッシやDFジョルディ・アルバ、MFセルヒオ・ブスケツらが先発して4-0で大勝した中、今季公式戦48試合17試合17アシストを記録しているスアレスは控えとなった。

マスチェラーノ監督は「特にこんな夜には、最終的にはチーム全体がより強くなることを考えているから、個々の選手を批判するのは好きではない。チームについて話すとき、それは先発出場した11人だけでなく、すべての選手について話している」と前置きした上で、スアレスについて語った。『ESPN』が伝えた。

「もちろん、ルイスのような選手を外すのは、彼の実績やチームとクラブにとっての重要性を考えると、私にとって容易な決断ではなかった。しかし、彼がその決断に対処した方法は称賛に値する。なぜなら、私たちは週を通してこのことについて話し合い、彼は理解し、チームメイトを助け、最高のトレーニングを行い、常にサポートしてくれたからだ」

スアレスは76分にタデオ・アジェンデで代わって途中出場。指揮官は交代時のスアレスの態度を称賛した。

「彼は選手としても人間としても、その偉大さを示した。なぜなら、こういった決断を下さなければならないとき、相手が理解するのは難しい場合が多いことを私たちは知っているからだ。実際、彼はチーム、グループのために自分が望むことへの献身をはっきりと示し、何よりもチームメイトに素晴らしいメッセージを送った」

4-0で勝利し、イースタン・カンファレンス決勝に駒を進めたインテル・マイアミ。今月29日にニューヨーク・シティFCと戦う決勝戦を前にマスチェラーノ監督は「きょうの彼らのプレーは、我々が期待していた通りだった。彼らはしっかり仕事をこなした」としつつ、「我々は絶好のタイミングでピークを迎えているのだ」とチームへの期待を口にした。

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