J1アルビレックス新潟は20日、DF千葉和彦と2026年2月1日以降の契約を締結せず、今季をもって契約満了とすると発表した。
40歳の千葉はAGOVVアプルドーレン(オランダ)、ドートレヒト(オランダ)を経て2005年夏に新潟へ加入した。その後2012年にサンフレッチェ広島へ移籍し、2019年には名古屋グランパスへ。そして2021年に当時J2だった新潟に復帰。今季はリーグ戦4試合に出場している。
千葉はクラブ公式サイトを通じてコメントを発表した。
「アルビレックス新潟を愛する皆様。シーズン当初に掲げた目標に遠く及ばず、またJ2降格という厳しい結果になってしまった事、本当に申し訳ありません。残り2節、来シーズンも引き続きビッグスワンに足を運んでいただけるような、アルビレックス新潟の未来が希望に満ち始める、きっかけとなるような試合にします」
「そして私事で恐縮ですが、今シーズンをもちまして新潟を離れる事となりました。2005年にプロサッカー選手としての扉を開いて頂き、計11年半このオレンジのユニフォームを纏い闘えた事、心から感謝申し上げます。また新潟の方々には、私だけではなく私の家族にも優しく親切に接していただきました。重ねてお礼申し上げます」
「また皆さんの前で元気な姿を見せられるようにまだまだ精進していきたいと思っております。引き続き気にかけていただけたら幸いです」
J1第36節を終えて最下位の新潟。既にJ2降格が確定している中、次節は今月30日にホームで柏レイソルと対戦する。
