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チャビ氏が語るバルセロナ監督時代の後悔「以前のような姿勢、敬意、努力を失ってしまった」

元スペイン代表のチャビ・エルナンデス氏が、バルセロナ(ラ・リーガ)の監督を務めた最後のシーズンを振り返った。

2021年に現役時代を過ごしたバルセロナに監督として復帰したチャビ氏。2022-23シーズンにラ・リーガとスペインスーパーカップを制したが、2023-24シーズンは無冠に終わり、バルセロナを去った。

スペインのESIC大学で講演に登場したチャビ氏は、「私のミスは、監督に就任してからリーガ・エスパニョーラとスーパーカップで優勝するまでのたった1年間だけ、高い水準を維持できたことだ。その後は『ああ、自分に何が起きたんだ?』と自分に言い聞かせた」と、当時を振り返った。『マルカ』が伝えた。

「バルサでは、要求がそれほど高くない時期を経て、選手とクラブに高い要求をしながら指導者としてのキャリアをスタートさせた」と高い志で古巣を率いていたが、タイトル獲得後に基準を下げてしまったという。

「私が高い基準を下げた結果、選手たちは以前のような姿勢、敬意、努力を失ってしまった。基準は下がり続け、私の最後のシーズンには何も勝ち取れなかった」

バルセロナでの最後のシーズン以降は無所属の状態が続いているチャビ氏。それでも「この経験から多くのことを学んだ。自分を厳しく批判しなければいけなかった」と、監督としてのキャリアを継続したい意向を明らかにした。

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