サントスFC(ブラジレイロ・セリエA)FWネイマールが怒りをあらわにした。
リーグ戦第33節でフラメンゴと対戦したサントスは2-3で敗戦。セリエB降格圏の17位に沈んでいる。
この試合で先発出場したネイマールだったが、0-3でリードされていた85分に途中交代。自らの交代に疑問を呈したネイマールは、そのままロッカールームへ向かい、試合終了のホイッスルが鳴るまでベンチに留まるのを拒否した。
試合後、サントスのパブロ・ボイヴォダ監督は「ネイマールに関しては、他の選手と同じように動揺するのは当然だが、誰が交代するのかは私が決める」と背番号10の態度に理解を示しつつ、コメントを続けた。
「彼が動揺していたとしても、それはまったく普通のことだと思っている。彼は失礼な態度を取ったりはしなかった。敬意は払われているし、選手たちはプレーしたいし、クラブにとって困難な時期である今だからこそ、チームに貢献したいと願っているんだろう」
なお、2025年1月に復帰した古巣サントスでは、今季ここまでケガなどの影響もあり、リーグ戦15試合の出場に留まるネイマール。『ESPN』によれば、サントスが降格した場合にはクラブを離れる予定だという。


