バルセロナ(ラ・リーガ)のスペイン代表FWラミン・ヤマルがメディアの報道に苦言を呈した。
18歳にして今季よりバルセロナで背番号10を背負い、ここまでリーグ戦7試合3得点4アシストを記録しているヤマル。鮮烈なパフォーマンスを披露している一方で、今季は鼠蹊部の慢性的な痛みによりクラブと代表を通じて計7試合を欠場しており、一部メディアは手術の可能性を伝えていた。
そんな中、UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第4節でクラブ・ブルッヘ戦(3-3)に出場し、得点を奪ったヤマルは試合後に「大丈夫だ」と報道を一蹴した。『ESPN』が伝えた。
「ケガのことや、僕が悲しかったことについて多くのことを言われたが、それはすべてウソだった。このレベルに戻るために一生懸命努力したかったんだ。このレベルこそ、僕が最高の気分で、最も楽しいときなんだ」
試合前にはアルゼンチン人歌手ニッキー・ニコールさんとの破局が報じられていたヤマル。同選手の浮気が原因だとする報道もあったが、「僕たちはもう一緒にいない。浮気とかがあったわけじゃないんだ。単純に、僕たちは別れたんだよ。今、報じられていることは僕たちの別れとは関係がないことだ」と否定していた。
なお、CLの舞台で結果を残したヤマルについて、バルセロナのハンジ・フリック監督は「ラミンがこのレベルに戻ってきてくれてうれしいが、先ほども言ったように、明日のことなんてわからないし、次の日曜日のことだってわからない」と、ケガの状況は見守る必要があると述べた。
「重要なのは、彼がいまの状況をうまく乗り越えられるかどうかだ。簡単ではない。何をすべきか、どのようにトレーニングすべきか、そして治療に集中しなければならない」
「もしも彼が正しい方法で乗り越えられれば、うまく治ることを願うが、この状況ではいつ治るかは簡単には分からない」


