日本代表の森保一監督が、MF久保建英の状態について言及した。
日本サッカー協会(JFA)は6日、11月のキリンチャレンジカップ2025に臨む日本代表メンバーを発表。同メンバーに名を連ねたレアル・ソシエダ(ラ・リーガ)の久保について指揮官は「シンプルに答えますと、“(プレー)できる”という判断で招集させてもらっています」とコメントした。
「治療に関しては、常に選手たちは日々のトリートメントを重ねています。プレーできるかどうかについては、トレーナーに選手のケアをしてもらいながら、選手のいいコンディションを作ってもらえたらと考えています」
「ケガを抱えて、無理な状態で日本代表に招集させてもらって、ケガのリスクも大きい中でプレーしてもらうことは避けたい中、その問題はないかなと思っています」
10月の日本代表活動では足首の状態を懸念し、トレーニングを欠席する日もあった久保。スペインに戻ってからも、リーグ戦を2試合欠場していたが、1日に行われたアトレティック・クルブとの試合で復帰した。
森保監督は「直近の彼のプレーを観て…」とニヤリと笑うと、久保招集の経緯を明かした。
「プレーのキレ自体は間違いなくあったと思いますし、クオリティもあった。日本代表のメディカルとクラブのメディカルに、リハビリをしているときや何か問題があったときに共有してもらっている中で、過程も見ていますし、最終的にプレーという結果も映像の中で確認しました。メディカルの部分も確認して、招集させてもらっています」
久保は今季ここまでリーグ戦9試合に出場し、1得点を記録している。


