ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督が、レアル・マドリーのFWエンドリッキに助言した。
既に来年のFIFAワールドカップへの出場を確定させているブラジル代表。11月はセネガル代表とチュニジア代表と親善試合を控える中、同国のアンチェロッティ監督は招集外となっているエンドリッキに対して「プレーに復帰することが重要だ」と語った。『マルカ』が伝えた。
「シーズンの初めに彼(エンドリッキ)と話をした。彼はケガをしていたが、いまは元気に復帰している。家族と相談して、何が最善か考える必要があるね。クラブとも話し合い、自分に合うものを見つける必要がある」
19歳にして2024年に加入したレアル・マドリーで既に公式戦38試合7得点1アシストを記録。昨季はアンチェロッティ監督の下で出番を確保していたが、シャビ・アロンソ監督が率いる今季はリーグ戦1試合の出場に留まっている。
こうした状況を受けてアンチェロッティ監督は、教え子エンドリッキに対して来年1月までに移籍するかどうかの決断を下すように助言。その上で指揮官は「エンドリッキはまだ若い。これが彼にとって最後のワールドカップではない。必要なクオリティを備えているから、2026年にも出場できるだろう。2030年、2034年、あるいは2038年にも出場できるだろう。重要なのは、彼が再び出場し、そのクオリティを発揮することだ」と期待を口にした。
ブラジル代表には今年3月以来招集されていないエンドリッキ、既にリヨン(リーグ・アン)へのローン移籍に口頭同意したと報じられているが、今後の動向に注目が集まる。
