明治安田J1リーグ第32節のセレッソ大阪対京都サンガF.C.が28日にヨドコウ桜スタジアムで開催された。
ここまで勝ち点43で10位のC大阪と、同56で3位の京都が対戦。試合序盤、一進一退の攻防となった中で両チームがアクシデントに見舞われる。負傷したルーカス・フェルナンデスが25分に本間至恩に代わったC大阪に対し、京都は右膝を痛めた模様のラファエル・エリアスが山田楓喜との交代を強いられる。
今季16ゴールのエースが交代した京都だが、44分に先制する。右CKで平戸太貴がグラウンダーのボールを入れると、ニアの須貝英大がスルー。正面で合わせた松田天馬がダイレクトシュートをゴール右に沈め、1点をリードして試合を折り返した。
迎えた後半、ホームのC大阪は57分に追いつく。柴山昌也が蹴った左CKにニアサイドのディオン・クールズが合わせる。右足アウトサイドで巧みに合わせたボレーシュートをゴール左に決めて、クールズの加入後初ゴールでC大阪が1-1とした。
終盤、よりゴールに迫った京都は87分に勝ち越し弾。左CKにニアサイドへ走りこんだ長沢駿がヘディングシュートを叩きこみ、スコアを2-1とした。
結局、これを決勝弾とした京都が大きな勝ち点3を獲得。4試合ぶりの勝利で、首位の鹿島アントラーズとの勝ち点差を「5」としている。

