明治安田J1リーグ第32節の名古屋グランパス対鹿島アントラーズが27日に豊田スタジアムで開催された。
ここまで勝ち点36で15位の名古屋と、同61で首位を走る鹿島が対戦。試合は、10分に鹿島が動かす。舩橋佑からの縦パスをバイタルエリアで受けたエウベルがそのまま仕掛けて正面からシュートを流し込み、移籍後初ゴールでの先制点をもたらした。
これで勢いに乗った鹿島は続く18分に加点する。右サイドからチャヴリッチが折り返しのクロスを入れると、正面で受けたレオ・セアラがワントラップからシュート。冷静にゴール右のネットを揺らし、今季18ゴール目でスコアを2-0とした。
2-0のまま迎えた後半は、名古屋がリスクを冒して前へ出ていく。長谷川監督は、55分に原輝綺に代えて野上結貴を投入。なかなかゴールを割れない中、70分にはボックス右の和泉竜司が切り返しから左足のシュートを枠に飛ばすも、これはGKの正面を突く。
すると、その鹿島は88分にボックス右の松村優太の折り返しをダイレクトで合わせた18歳の徳田誉が初ゴールを記録。負傷での長期離脱からの復帰戦となった徳田はさらに、直後の90分にもペナルティエリア右でパスを受けると、強烈シュートをゴール左に突き刺す圧巻の一撃で2点目をマークする。
そして、鹿島はそのまま相手をシャットアウト。4-0で快勝した鹿島がリーグ4連勝で首位を堅持した。





