プレミアリーグ第6節のチェルシー対ブライトンが27日に開催された。
ここまで勝ち点8で6位のチェルシーと、同5で14位のブライトンが対戦。ブライトンでは、三笘薫が開幕からリーグ6試合連続でスタメンに名を連ねた。
序盤は、正面からエンソ・フェルナンデスがGKの好セーブを強いる直接FKを放つなど、チェルシーが優勢に試合を進める。すると24分、右サイドのリース・ジェームズがクロスを入れると、ファーサイドに走りこんだエンソ・フェルナンデスが頭で押し込んで、チェルシーが先制する。
ハーフタイムにかけてもチェルシーが完全に主導権を掌握。右サイドに配された18歳のエステヴァンも鋭い仕掛けを繰り出して脅威を与える。一方、ブライトンの三笘は良い形で仕掛けきれる場面がなく、存在感を欠いたまま前半を終えた。
迎えた後半、ブライトンはバックラインでボールを受けたアンドレイ・サントスのトラップが乱れると、三笘が鋭くプレスをかける。これでゴール正面にボールがこぼれると、これに反応してGKと一対一になりかけたディエゴ・ゴメスがチャロバーに倒される。ボックス内ではなかったが決定機阻止とみなされ、チャロバーが一発退場となった。
前節に続いて10人となったチェルシーに対し、ブライトンは三笘が67分に交代した後の77分に同点に追いつく。左サイドで仕掛けたミンテがクロスを入れると、これに正面で合わせたウェルベックがヘディングシュートを叩きこみ、1-1のタイスコアとする。
さらにブライトンはアディショナルタイム2分、左からアヤリがクロスを入れると、ファーのウィーファーが折り返し。最後は正面のデ・クーパーが頭で押し込み、勝ち越し点を挙げる。
さらにアディショナルタイム10分には、高い位置でのボール奪取からウェルベックが勝負を決める3点目を奪取。そのまま3-1で勝利したブライトンに対し、チェルシーは前節のマンチェスター・ユナイテッド戦に続く連敗で3戦未勝利となっている。





