日本代表FW三笘薫が所属するブライトンは20日、プレミアリーグ第5節でトッテナムをホームに迎えた。
開幕から1勝1分け2敗で13位のブライトンと、同3勝1敗で3位のトッテナムが対戦。前節に今季初ゴールを挙げた三笘は開幕5試合連続スタメンに名を連ねた。
その三笘が左ウイングとしてスタートしたブライトンは、8分に先手を取る。リュテルのスルーパスで最終ライン裏に抜けたミンテがボックス内でGKもかわしてシュートを流し込み、先制点をもたらした。
これで勢いに乗ったブライトンは続く31分に加点。敵陣でパスカットしたアヤリがそのまま仕掛け、ボックス左手前で右足を振る。強烈なシュートをゴール右に突き刺し、スコアを2-0とした。
2点のビハインドを背負ったトッテナムだが、前半に1点を返す。43分、ゴール正面やや右からクドゥスが放ったシュートは枠をはずすが、ゴール前のリシャルリソンがトラップでボールを収めて素早くシュートを流し込み、1点差として前半を終えた。
迎えた後半、ボール保持率を高めたトッテナムは、61分から途中出場したシャビ・シモンズが攻撃陣を牽引する。68分には左サイドから仕掛けると、カットインで正面に侵入してシュート。これがゴール右を捉えるが、GKフェルブルッヘンのファインセーブを前に同点弾とはならない。
一方のブライトンは三笘が良い形で仕掛ける場面がなく、徐々に存在感を欠く状況に。すると、82分にトッテナムが追いつく。ボックス右角の外からクドゥスがクロスを入れると、正面でクリアしようとしたファン・ヘッケがOGを喫した。
そして、試合はそのまま2-2で終了。2点を先行したブライトンだが、2点差を追いつかれて勝ち点1にとどまった。

