明治安田J1リーグ第28節の浦和レッズ対アルビレックス新潟が31日に埼玉スタジアム2002で開催された。
ここまで勝ち点44で7位の浦和と、同20で最下位と苦しむ新潟が激突。試合序盤からオープンな展開で進んだ一戦は、徐々に浦和が攻勢に出る。16分にペナルティアーク付近から中島翔哉がゴール右上を狙ってコントロールシュート。だが、これはGK田代琉我の好セーブに遭う。
それでも、30分には浦和がロングカウンターから先手を取る。右サイドで抜け出した金子拓郎が折り返しのボールを入れると、正面のマテウス・サヴィオがダイレクトシュート。これが決まり、浦和が先制する。
迎えた後半も一進一退の白熱の攻防が展開される。新潟は49分に決定機。ボックス左に侵入した堀米悠斗が折り返しのボールを入れると、正面で受けたブーダが枠内シュートを放つ。だが、これはコースが甘く、GK西川周作にセーブされる。
終盤にかけては、残留へポイントが必要な新潟が前がかりとなって攻め手を強めるが、守備を固めていった相手に同点弾が遠い。
結局、試合はそのまま浦和が1-0で逃げ切り、優勝戦線生き残りへ大きな3ポイントを獲得。一方の新潟はこれで直近9試合で1分け8敗と厳しい状況に陥っている。

