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shimizu(C)Getty Images

優勝争い中の鹿島、敵地でドロー…髙橋利樹弾の清水に植田直通のゴールで追いつく

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明治安田J1リーグ第28節の清水エスパルス対鹿島アントラーズが31日にIAIスタジアム日本平で開催された。

ここまで勝ち点32で13位の清水と、同51で前節終了時点で2位に位置する鹿島が対戦。試合序盤、ホームの鹿島がボールポゼッションを握るも、20分に先制したのは清水だった。ボックス左に抜け出した松崎快がクロスを入れると、正面で飛び込んだ髙橋利樹がシュートを沈め、今夏の加入後初ゴールで先制点をもたらした。

ハーフタイムにかけては一進一退の攻防となる。鹿島はミドルレンジからキム・テヒョンがわずかに枠をはずれるロングシュートを放つなどで同点弾に迫ったが、ビハインドのまま前半を終えた。

迎えた後半も白熱の好勝負が展開される。清水は54分、左サイドから乾貴士がアーリークロスを上げると、これにゴール前で髙橋が飛び込む。しかし、ヘディングシュートはわずかに枠の右にはずれ、追加点とはならない。

一方の鹿島は69分に決定機。右サイドでFKを得ると、小川諒也がゴール前に入れたクロスを正面の知念慶が合わせる。高い打点から放たれたへディングシュートがゴール左を捉えるが、GK梅田透吾のファインセーブに阻まれて同点弾とはならなかった。

それでも、鹿島は75分に追いつく。舩橋佑の右CKにニアサイドで合わせた植田直通がヘディングシュートを叩きこみ、1-1のタイスコアとした。

対する清水は86分、カウンターから相手最終ライン裏に抜け出した北川航也が決定機を迎えるも、飛び出してきたGK早川友基の好守を前に勝ち越しとはならず。対する鹿島も終盤に相手を押し込んだが、鈴木優磨の決定的なヘディングシュートがGK梅田透吾のビッグセーブに遭うなど決めきれず、試合はそのまま1-1で終了。両チームが勝ち点を分け合っている。

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