東京ヴェルディは1日、水戸ホーリーホックからFW寺沼星文が完全移籍で加入することを発表した。
現在24歳の寺沼は、桐蔭横浜大から2023年に水戸に加入。現在明治安田J2リーグで首位に走る水戸で、今季はここまでリーグ戦11試合に出場して3得点を記録していた。
188cmの長身を誇る寺沼はクラブ公式を通じて、「地元東京の偉大なクラブのファミリーになれたことをとても嬉しく思います。強い覚悟を持ってこのチームに来ました。自分自身の全てを懸けてプレーします。味の素スタジアムで皆様に会えることを楽しみにしています!東京ヴェルディの勝利に貢献できるよう必ず力になりますので応援よろしくお願いします!」と抱負を語った。
一方、水戸を通じては「昇格争いをしていて調子の良いこのタイミングでチームを離れることは決して簡単な決断ではなく、そして申し訳ないと思っています。とてもとても悩み、自分は今後どうなりたいのか、夢や目標は何なのかを自分自身に問い続けこのような決断にいたりました」と理由を語り、感謝を綴った。
「特別指定を含めて約3年半水戸ホーリーホックにはとても感謝しています。水戸ホーリーホックで過ごす日々には毎日刺激があり、成長があり、真剣にサッカーと向き合い、人としても成長できる毎日を送ることができました。そして、アツマーレに毎週練習を見に来てくれ、スタジアムで鳴り響く自分のチャント、負けたときに浴びせられる厳しい言葉、その全てがありがたくファン・サポーターの皆様には感謝しています」
「一緒にJ2優勝のシャーレを掲げることはできませんが、水戸ホーリーホックがJ2優勝を成し遂げJ1昇格することを心から願っています!!自分もみなさんに活躍している姿を見せれるようにがんばります。水戸ホーリーホックファミリー大好きです!またお会いしましょう!!」

