プレシーズンマッチのアーセナル対トッテナムが31日に香港の啓徳体育園で開催された。
プレシーズンでアジアを訪れているプレミアリーグの宿敵同士による、香港でのノースロンドン・ダービー。プレシーズンとはいえダービーということもあり、両チーム共に高いインテンシティで試合に入る。
序盤にCKの流れからゴール前のサリバが際どいヘディングシュートを放ったアーセナルに対し、トッテナムも10分にポロの左CKがそのまま流れて右ポストに直撃するシーンをつくる。
28分にボックス左からオドベールが右ポスト直撃のシュートを放ったトッテナムは、前半終盤の45分に先制する。センターサークル付近でGKラヤからパスを受けたルイス=スケリーに対して、プレッシャーをかけたサールがボール奪取。そのまま、前に出ていたGKラヤの頭上を越すロングシュートを決めたサールのスーパーゴールでトッテナムが先制した。
迎えた後半も一進一退の攻防となる。66分にはトッテナムにチャンス。CKの流れから左サイドで仕掛けたテルがクロスを入れると、正面のファン・デ・フェンが合わせる。だが、このヘディングシュートはわずかに枠をはずれる。
対するアーセナルは69分、クロスが跳ね返されると、これを拾ったスビメンディがペナルティアーク付近でボレーシュート。しかし、わずかにバーの上へはずれた。
その後、両チーム共に多くの選手を入れ替えた中、アーセナルは新戦力FWギェケレシュが77分にデビュー。その後はアーセナルがトッテナムを押し込んだが、最後までゴールを奪えず、試合終了。1-0でトッテナムが勝利を収めた。

