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長崎の21歳MF安部大晴が欧州クラブに期限付き移籍「葛藤もありましたが…」

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V・ファーレン長崎は25日、MF安部大晴がスイス1部のFCルツェルンに期限付き移籍することを発表した。ルツェルン側の発表によれば、期間は2025-26シーズンいっぱいで、買い取りオプションが付帯している。

長崎ユース出身の安部は2021年5月に同クラブでJリーグデビュー。2023シーズンから徐々に出場機会を増やした。背番号を6に変更していた今季は第11節から11試合連続でスタメン出場するなど、定位置を確保していた。

現在J2で8位に位置するクラブを途中で離れることが決まった安部はクラブを通じて、「このたび、スイススーパーリーグの FC ルツェルンへ期限付き移籍することになりました。まずは、シーズン途中でチームを離れることに、正直葛藤もありましたが移籍という選択を決断しました」と報告し、クラブへの想いを語った。

「僕自身、アカデミー時代から V・ファーレン長崎というクラブに育てていただき、これまで共に戦ってきた仲間やスタッフ、そしてどんな時も支えてくださったファン・サポーターの皆様には、心から感謝しています」

「僕自身は、このクラブから離れますが想いはいつだって V・ファーレン長崎と共にありますし、チームが今後も良い結果を残せるよう遠くからではありますが心から応援しています。自分自身も、スイスの地で一層成長し、将来的には長崎から育った日本代表選手として、また皆さんの前でプレーできる日を目指して日々頑張ってきます。これからも応援していただけたら嬉しいです。いってきます!」

ルツェルンは昨季スイスリーグのレギュラーシーズンで4位フィニッシュ。上位プレーオフでは6チーム中の6位で終わった。今季は、26日に行われる敵地でのグラスホッパー戦でリーグ開幕戦を迎える。

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