横浜F・マリノスは14日、今月5日に行われた横浜FC戦で禁止行為を行ったサポーターへの処分を発表した。
横浜FMは5日の明治安田J1リーグ第23節で横浜FCと対戦。敵地でのこの一戦で先日、「一部の横浜F・マリノスサポーターによる以下の禁止行為が三ツ沢公園内で確認されました」と報告。謝罪し、以下の発生事象と詳細を伝えていた。
・発煙筒、花火の使用
・覆面等で顔を隠す行為
・横浜FCサポーターへの挑発行為
・警備スタッフの制止を振り切ってアウェイグッズ規制エリアへ侵入する行為
・警備スタッフの指示に従わない行為
・これらの行為を先導・扇動する行為など
この件に関して、横浜FMは8日に警備会社にて映像や写真等の確認・行為者を特定。10日~12日に横浜市内において、処分対象者への事情聴取および念書の記入および処分内容の通告対応を実施した。
そして、現時点で判明している対象者への処分として、「集団での威嚇、挑発行為」「試合運営妨害」の違反を行った57名を無期限入場禁止に。そして「花火、発煙筒の使用」「集団での威嚇、挑発行為」「試合運営妨害」の2名も無期限入場禁止処分とした。
また、サポーター団体への処分として、4つのサポーター団体の無期限活動禁止(団体としての活動を想起させるすべての行為の禁止)とし、以下の声明を出している。
「横浜F・マリノスでは、「『FAIR PLAY, FAIR SUPPORT』差別・挑発・迷惑行為は、絶対に許しません」をスローガンに、人権啓発活動を行っています。ファン・サポーターの皆さまにおかれましても、クラブに関わるあらゆる人が共有し、持つべき姿勢、考え方であるクラブフィロソフィーを胸に刻み、リスペクトをもった発信・行動を行っていただければと思います」
「再発防止のために、再度スタジアム内外における安全対策やセキュリティ体制の見直し、さらにファン・サポーターとのコミュニケーションを強化するなど、安全・安心なスタジアムづくりに努めてまいります。今一度、観戦ルールとマナーの順守をお願い申し上げます」

