明治安田J1リーグ第19節のFC町田ゼルビア対横浜F・マリノスが31日に町田GIONスタジアムで開催された。
勝ち点25で10位につける町田と、同11で最下位に低迷する横浜FMが対戦。試合は序盤の6分、右CKにファーサイドの昌子源がヘッド。これがネットを揺らすが、GK飯倉大樹をブロックしていた沼田駿也のファールがVARで確認され、取り消しとなる。
一方の横浜FMはハーフタイムにかけて反撃に出ると、立て続けに遠野大弥が魅せる。まずは23分、ボックス左手前で縦パスを受けると、素早く前を向いて右足を振る。ゴール右上にコントロールシュートを突き刺して先制点を挙げる。
さらに遠野は27分、カウンターからボックス左でヤン・マテウスからのパスをシュートに持ち込む。4分間で2ゴール目をマークし、スコアを2-0とする。
ハーフタイム明け、2点ビハインドの町田は沼田駿也とミッチェル・デュークを下げてナ・サンホとオ・セフンを投入。積極的に前へ出てくが得点を奪えず、68分には仙頭啓矢に代えて下田北斗を送り出す。
終盤はその町田が攻勢に出るが、78分にオ・セフンのゴール前からの決定的なシュートをGK飯倉大樹がセーブするなど、横浜FMも集中を維持。アディショナルタイムには、ボックス右奥に侵入した井上健太の折り返しが前寛之のOGを誘って3点目。そのまま3-0で快勝した横浜FMが連敗を「7」でストップした前節から、今季初の2連勝を飾った。一方の町田は4試合ぶりの黒星となっている。

