明治安田J1リーグ第18節の横浜F・マリノス対鹿島アントラーズが25日に日産スタジアムで開催された。
リーグ7連敗で最下位に沈む横浜FMが、7連勝で首位を走る鹿島をホームに迎えた。
クラブワーストの連敗を止めたい横浜FMは力強い入りを見せると、4分に先手を取る。アンデルソン・ロペスのシュートがブロックされるも、正面の永戸勝也がこぼれ球をダイレクトで叩いてシュートをゴール右に突き刺す。
これで主導権を握った横浜FMは攻勢を強めると、13分にボックス左のヤン・マテウスが山根陸のパスからシュートを沈めて加点。さらにヤン・マテウスが27分にペナルティアークからゴール左上にコントロールシュートを流し込み、一気に3-0とする。
それでも、鹿島も首位チームの意地を見せる。36分、クロスの流れからゴールエリア右の荒木遼太郎がヘディングシュート。ブロックされたボールを再び荒木が折り返すと、正面でレオ・セアラがコースを変えて1点を返した。
迎えた後半は2点ビハインドの鹿島がポゼッションを支配して攻め手を強める。それでも、重心を下げてカウンターを主体とした横浜FMは、71分にボックス右に抜け出した加藤蓮に決定機。そのままシュートに持ち込んだが、GK早川友基のファインセーブに阻まれる。
その後も鹿島が前に出たが、横浜FMもしっかり凌ぎ切って逃げ切り。最下位の横浜FMが首位の鹿島を下して連敗を「7」で止め、長いトンネルを脱出した。一方の鹿島は連勝が「7」でストップしている。

