明治安田J1リーグ第14節の横浜F・マリノスvs柏レイソルが14日に日産スタジアムで開催された。
ここまで勝ち点8で最下位と苦しむ横浜FMが、同30で2位につける柏をホームに迎えた。
前半はアウェイの柏が主導権を握る。16分にボックス右の小泉佳穂が切り返しから左足でGK飯倉大樹のセーブを強いる枠内シュートを放つと、29分には右サイドで仕掛けた久保藤次郎の折り返しから原田亘がシュート。しかし、これは枠を捉えられない。
ハーフタイムにかけても攻めた柏に対し、横浜FMは宮市亮の仕掛けを中心に打開を図るも、なかなかアタッキングサードに侵入できない。前半に9本のシュートを放った柏に対し、横浜FMは2本でゴール期待値も「0.02」とチャンスをつくれないまま試合を折り返した。
迎えた後半、反撃に出たい横浜FMに対し、柏が56分に先手を取る。左サイドで仕掛けたジエゴが中央にボールを入れると、正面の垣田裕暉がワンタッチしたボールを最後は走りこんできた小泉佳穂がシュートを押し込み、試合の均衡を崩した。
終盤にかけて、横浜FMはヤン・マテウスやエウベルを送り出して同点弾を狙う。79分には左サイド深くから永戸勝也がクロスを入れると、正面の遠野大弥がヘッド。これが枠に飛ぶが、GK小島亨介にセーブされる。
すると柏はアディショナルタイム、右サイド深くから久保藤次郎がクロスを入れると、正面で合わせた木下がダイレクトシュートを沈めて2-0に。そのまま勝ち切った柏が4連勝で11試合無敗とし、首位の鹿島アントラーズに1ポイント差と迫った。一方、横浜FMはキスノーボ新体制で連敗、リーグ戦は2008年以来となる17年ぶりのリーグ5連敗で9戦未勝利という苦しい状況となっている。





