postecoglou(C)Getty Images

「いつも大舞台で失敗ばかりしている」トッテナム…ポステコグルー監督は「悪循環を断ち切る」とEL決勝へ意気込み

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督がタイトル獲得への意欲を強調した。12日、『ESPN』が伝えた。

今季プレミアリーグでは17位に沈みながらも、22日に行われるUEFAヨーロッパリーグではマンチェスター・ユナイテッドとの決勝戦を戦うトッテナム。悲願のタイトル獲得に向けて、ポステコグルー監督は「様々なことを変えようと努力すると同時に、トロフィーを獲得しなければならない」と意気込んだ。

「彼らはこう言うだろう。『アンジェ、素晴らしいけど、これはもう過去のことだ。このクラブが何かを勝ち取らない限り、君はインパクトを残していない』と。昨年の在任期間中、私はそれ(トロフィー)が評価される基準になるだろうと分かっていました。そしていま、私たちはそれを実行する機会を得たんだ」

2019年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝ではリヴァプールに敗れ、惜しくもタイトル獲得とはならなかった。評論家やメディアから度々勝負弱さを指摘される中、指揮官は「このクラブの歴史的背景と、この20年間で経験してきたことを考えると、クラブがどう認識されているかという点だけでなく、クラブが自らをどう認識しているかという点でも、これが最大の転換点になるのではないかと思う」と、今回の決勝の重要性を口にした。

「それはこのクラブが乗り越えなければならないハードルだ。なぜなら、それは常に存在する問題だからだ。実際に優勝を成し遂げるまでは、『いつも大舞台で失敗ばかりしている』と言われるのは当然のこと。反対派や他の誰かが何を言おうと、努力してやらなければならないのは、この悪循環を断ち切ることだ」

ポステコグルー監督は「重要なのは『インパクトを残せるか?』ということだと思う。選手たちによく言うのだが、キャリアの終わりに、自分が所属していたクラブに戻り、インパクトを残せたと実感できるようになりたいものだ」と、トッテナムの歴史に名を残したい。

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