バイエルン・ミュンヘンのヴァンサン・コンパニ監督が敗戦の理由を分析した。16日、『ESPN』が伝えた。
UEFAチャンピオンズリーグの準々決勝でインテルと対戦したバイエルン。ファーストレグは1-2で敗れ逆転突破を目指したが、相手FWラウタロ・マルティネスらの得点もあり、2-2で引き分け。大会から姿を消した。
試合後、コンパニ監督は「インテル戦の大きな問題は負傷だったと思う」と敗因を分析した。
「われわれは伊藤、ウパメカノ、ムシアラ、ノイアー、デイヴィス、コマン、パブロビッチなしで何ができるのか考える必要があった。試合数が多い上に、移動も長いし、選手が欠場するとプレッシャーも増す」
コンパニ監督はケガ人の多さを嘆きつつも、「ミラノでポジティブな姿勢を見せられた。インテルよりも多くの得点チャンスがあったからこそ、複雑な気持ちだ。チャンピオンズリーグ決勝をホームで戦えないという厳しい現実は変えられない。もう一つはパフォーマンスだ。われわれはこれらの試合に勝つために十分な努力をしたと分かっている」と悔しさを口にした。


