Dean Sturridge(C)Getty Images

「賭け金がエスカレートし、完全に制御不能になった」、ギャンブル依存症のストライカーが明かす恐怖

ディーン・スターリッジが自らのキャリアを振り返った。26日、『BBC』が伝えた。

プレミアリーグで通算154試合38得点を記録したスターリッジ。ダービー・カウンティやウルヴス、レスター・シティFCなどで活躍し、2006-07シーズンを最後にスパイクを脱いだが、現役時代はギャンブル依存症に苦しめられた。

「ケガでサッカーができないときは、ソファに座るしかやることがなかった。退屈で、時間があり、お金もあった。そのとき賭け金がエスカレートし、完全に制御不能になったんだ」

ギャンブル依存症の治療に5年間を費やしたスターリッジ。サッカー選手として貰う高額の年俸が依存症を加速させたようだ。

「最初の契約金は高額だったから、フォードの車を買うために使うはずだったんだ。でも口座に入金されてから数時間以内にその金が消えてしまったため、支払うことができなかった。1日の初めには何千ドルもあった口座残高が、その日の終わりにはゼロになってしまう」

家族と一緒にいるときでも、ギャンブルが辞められなかったという。それでも51歳のスターリッジ更生プログラムによって回復し、現在は同じような悩みを抱えている人々をサポートする慈善団体の大使を務めている。

「依存症、孤独、孤立、罪悪感、恥、当惑といった感情はよく分かる。人それぞれに物語は異なるが、私はたった一人でも誰かを勇気づけることができればと思っている」

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