osimhen (C)Getty Images

W杯予選で勝ちなしのナイジェリア代表…FWオシムヘンは「後悔を抱えたままキャリアを終えたくはない」と意気込み

ナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンがワールドカップ(W杯)への思いを語った。12日、イギリス『BBC』が伝えた。

2020年夏にナポリへ移籍し、同クラブで通算133試合に出場して76ゴールを記録したオシムヘン。今季はトルコのガラタサライへと活躍の場を移し、リーグ戦21試合で17得点を決めている。

そんな中、オシムヘンは2026W杯のアフリカ予選を戦うナイジェリア代表に招集。前回大会ではW杯への切符を逃した母国のためにプレーすると誓った。

「僕たちは国のために、家族のために、そして約3億人の人々の希望のためにプレーする。われわれが直面しているのはプレッシャーではなく、自分たちと国を失望させたくないという願いだ。ワールドカップに出場することは最優先事項であり、今回はそれを実現させなければならない」

オシムヘンは「ワールドカップに出場できなかったという後悔を抱えたままキャリアを終えたくはない。それは私自身が望んでいることではない」と本大会出場を切望。「ワールドカップでプレーすることはすべてのサッカー選手の夢である」と意気込んだ。

しかし簡単な道のりではないだろう。ナイジェリア代表はグループCの5位に付けており、直近4試合で勝利はない。W杯出場が確約されているのは各グループの首位チームだけであり、2位のチームは大陸プレーオフに回る可能性が大きい。このような現状を受け、まだまだ突破への可能性は残されているものの、オシムヘンは危機感を抱いている。

「アフリカのサッカーは予測不可能なので、簡単な試合ではないだろう」

「われわれはそれぞれの試合をそのまま受け止め、ナイジェリアのためにまだ何も勝っていないことを忘れてはならない。それがわれわれがさらに一歩前進するために必要な動機となるはずだ」

ナイジェリア代表は22日にルワンダ代表と、26日にはジンバブエ代表と対戦する。

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