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「アモリム監督と新しいスタジアムをオープンしたい」、マンチェスター・ユナイテッドCEOがサポートを強調

マンチェスター・ユナイテッドCEOのオマール・ベラダ氏は、新スタジアム建設に関わる「リスク」について語った。11日、『ESPN』が伝えた。

10万人収容の新スタジアムを建設する計画を発表したユナイテッド。共同オーナーのジム・ラトクリフ氏が「世界最高のサッカースタジアム」を建設したいと語るなど、新しい“夢の劇場”建設に向けて動き出した。

そんな中、同クラブのCEOを務めるベラダ氏は「新しいスタジアムを建設している間、競争力を維持するためのチームへの投資能力を阻害したくない」と呼びかけ、新スタジアム建設における「リスク」を強調した。

今年に入り、大規模な従業員のリストラを行うなど、資金面での苦戦が見られるクラブ。この提案には約20億ポンド(約3700億円)の費用が見込まれており、既にひっ迫している財政赤字に多大な負担をかけることになる。

また近年では、アーセナルとトッテナムの両チームが新スタジアムを建設しながら、ピッチ上で競争力を維持するのに苦戦しており、ベラダ氏はプロジェクトの資金調達によりチーム強化に利用できる資金が影響を受ける可能性があることを認めた。

現在のスタジアムであるオールド・トラフォードを解体するという噂もあり、一部サポーターからは不満の声も聞かれる中、ベラダCEOは「ここ数カ月間、私たちが実施してきた計画はすべて、クラブが赤字を垂れ流しているという短期的な問題に対処するためのものだ」と新スタジアムに懸ける熱意を力説。「われわれが行っていること、そして多くの決定は困難であり、人々が職を失うのを見るのは残念だ」と解雇された元従業員へ陳謝しながらも、「赤字が止まれば、チームへの投資を継続できる最高の財政状態が整い、新しいスタジアムを建設するという野心も持てるようになる」とやむを得なかったと唇を噛んだ。

なお完成目標は2030年となっており、ベラダ氏は「計画許可と地方自治体がどれだけ迅速に作業できるかにかかっている」としながら、「ルベン監督と新しいスタジアムをオープンしたい」と現指揮官であるルベン・アモリム監督とともに、新スタジアム開業を迎えたいと明かした。

ユナイテッドはプレミアリーグ第28節終了時点で14位に沈んでいるが、「ルベンが持つビジョンに適応でき、複数のポジションでプレーできる選手が必要だ。それこそが私たちが今後数年間の補強でやろうとしていることだ」と、今夏の移籍市場において指揮官をサポートするとコメントした。

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