セリエAの試合がアメリカで行われる可能性があるようだ。3日、『ESPN』が伝えた。
セリエAのエツィオ・シモネッリ会長は、リーグの20チーム中9チームが米国で試合を行う初の欧州主要サッカーリーグになることを望んでいると語った。
2ヵ月前に会長へ選出されたばかりのシモネッリ氏は「海外で試合を開催するには地元リーグの許可も必要となるため、その点について合意する必要がある。しかし、我々はこれに都合のよい時間枠を検討している。我々は米国でこのようなイベントを開催する最初のリーグになりたい」と、登壇したニューヨークでのイベントで公言。早くも改革に動いているようだ。
「これは我々が大いに期待している市場だ。我々にはアメリカ人オーナーのクラブが9つ、カナダ人が1つある。だから、私を選出してくれた彼らにも感謝しなくてはならない。そして、他にも買い手候補が控えている」
現在、セリエAではアタランタ、フィオレンティーナ、ACミラン、インテル、パルマ、ローマ、ベネチア、エラス・ヴェローナがアメリカ人オーナーの下で活動。ボローニャはカナダ人のジョーイ・サプト氏が所有しており、米国開催は前向きに検討されているようだ。
また、セリエAマーケティング担当ディレクターのミケーレ・チカレセ氏は「パズルのピースを組み立てて、適切な戦略を提示するのは我々の責任だ。承認が得られれば、1~2年後にリーグが米国で試合を行うのを見ることになるかもしれない」と明かしたという。
しかし問題は選手と地元ファンの同意だろう。同氏は「我々はそれを実現したいと思っている。ただし、適切な戦略を立て、クラブの支援を得て乗り越えなければならない障壁がある」と課題を挙げた。
「選手には選手の問題がある。セリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグ、そして国際タイトルでプレーしなければならないため、彼らには多くの問題が生まれることを忘れてはならない」
「これはクラブにとって意味のある方法で、ファンを忘れずに行われるべきだ。なぜなら、アメリカでミラノダービーをプレーすることはできない。あの試合はイタリアにとって大きな意味を持つので、イタリアのファンは非常に怒るだろうからだ。だから、我々は観客に敬意を払った方法で開催しなければならない」
それでも「トレンドセッターになるためには常に競争がある。なぜなら、その後にフォロワーがやって来て、トレンドセッターこそが、このことを実現することで得られる収益の面で、より多くの利益を得る可能性があるからだ」と各国のリーグに先駆けて、米国で開催する意味を呼びかけたチカレセ氏。スペインサッカー連盟は、ラ・リーガの試合を海外で開催するという提案に断固として反対しているというが、カルチョの国で新方式が実装されるのだろうか。
