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kitano(C)Getty Images

J1開幕戦から5分超えのVARに後半AT11分…C大阪が20歳MF北野の2得点など大阪ダービーで5発大勝

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2025シーズンの明治安田J1リーグ開幕戦、ガンバ大阪とセレッソ大阪の大阪ダービーが14日にパナソニックスタジアム吹田で開催された。

昨季J1で4位のG大阪と、10位のC大阪によるオープニングマッチ。ホームのG大阪は宇佐美貴史や新戦力の奥抜侃志のほか、神村学園高から加入した名和田我空が先発した。一方のC大阪では、香川真司のほか、20歳の北野颯太が開幕スタメンの座を獲得した。

試合は序盤に動く。7分、ボックス正面のラファエル・ハットンが潰れながらボールを落とすと、香川がボックス左の北野へ。北野が冷静にゴール右にシュートを流し込み、大阪ダービーでの先制点とともに今シーズンのJ1リーグ第1号となる得点をマークした。

先制されたG大阪だが宇佐美らを中心に反撃に出ると、31分に追いつく。バイタルエリアでの仕掛けからゴールエリア右付近に走りこんだネタ・ラヴィが、半田陸からのパスを受けてシュート。これを決め切り、G大阪が1-1と試合を振り出しに戻した。

迎えた後半は白熱のオープンゲームに。立ち上がりの46分、C大阪は右サイドのルーカス・フェルナンデスが入れたクロスがクリアされると、こぼれ球を拾った北野がシュート。DFにディフレクトしてネットに収まると、さらに52分にも加点する。左サイドからボックス左に侵入した阪田澪哉が放ったシュートをGK一森純がこぼすと、これを詰めた香川がダービー初ゴールをマークして3-1とする。

2点ビハインドを背負ったG大阪だが、54分にボックス右の半田陸が折り返したボールがファーに流れると、ボックス左角の黒川圭介が左足を一閃。地を這うような鋭いシュートをゴール右に突き刺す。半田がパスを受けた場面でオフサイドかどうか微妙な状況の中、5分を超える長いVARの末にゴールが認められた。

それでも、63分にはC大阪が突き放す。右サイドでFKを得ると、キッカーの北野颯太が入れたクロスに正面の田中駿汰がヘッド。これが決まり、4-2と再び2点差とする。

さらにC大阪は11分と表示された後半アディショナルタイムの4分、ボックス右で仕掛けた途中出場の中島元彦が鋭い仕掛けで2人をはずしてゴール右にシュートを流し込み、ダメ押しの5点目を記録。大阪ダービーを制しての開幕白星と最高のスタートを切った。

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