リヴァプールのアルネ・スロット監督が勝利の喜びを口にした。18日、イギリス『BBC』が伝えた。
プレミアリーグ第22節でブレントフォードと対戦したリヴァプールは、終盤にウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスが奪った2得点により勝利。1試合未消化ながら、2位アーセナルとの勝ち点差を6ポイントにまで広げ、プレミアリーグ首位を走っている。
スロット監督は「我々は、本来得るべき結果を得られないところだった。我々が作ったチャンスの数は、火曜日のフォレスト戦と同じく非常に多かったが、勝利なしで終わるところだった。終盤の決勝点と相まって、我々にとって最もうれしいことが起きた。意義深い試合だった」と試合結果に安堵(あんど)した。
この試合で2得点を決めて、今シーズン4ゴール目となったヌニェス。ウルグアイ代表のストライカーについては「彼は出場するといつも大きなインパクトを残す。エネルギーとパワーをもたらしてくれるんだ。私たちの試合のほとんどは、最後の30分間に18ヤード付近でコントロールし、そこで彼は最高のパフォーマンスを発揮する。最初の1時間はオープンになることが多いが、最後の30分間は圧倒的なものだ。ダルウィンのような選手がいてくれて良かった」と同選手に賛辞を送った。
オランダ人指揮官は「私は結果だけを見ているのではない。我々は多くのチャンスを作った。しかし、いまは勝利しているから、我々のパフォーマンスを観ろと言う必要はない。我々のパフォーマンスには非常に満足している。ブレントフォードは戦い抜いた。彼らには良い選手と良いゲームプランがある。リヴァプールがピッチに立つたびにそうであるように、観ていて楽しい試合だった」とパフォーマンスに一定の手ごたえを感じるとともに、敵軍を称賛した。
プレミアリーグ初年度にして、優勝に期待がかかるスロット監督。リヴァプールは次節イプスウィッチと対戦する。