プレミアリーグ第20節、クリスタル・パレス対チェルシーが4日にセルハースト・パークで開催された。
勝ち点20でリーグ15位のパレスが、同35で4位のチェルシーをホームに迎えた。パレスの鎌田大地はリーグ3試合連続のベンチスタートとなった。
ロンドン・ダービーは、14分にチェルシーが動かす。巧みに相手と入れ替わって左サイド深くに侵入したサンチョが中央へラストパス。ゴールエリア左付近でボールを受けたパーマーがトラップから素早く左足でのシュートをゴール右に流し込み、先制点をもたらした。
パーマーの今季13得点目でリードしたチェルシーは、ハーフタイムにかけても主導権を掌握。38分にはパーマーのパスからゴール正面で仕掛けたジャクソンがわずかにゴール左にはずれる際どいシュートを放つなど追加点に迫った。
チェルシー1点リードのまま迎えた後半、パレスは開始早々にエゼがゴールに迫る決定機を得るなど反撃に転じる。グラスナー監督は68分に鎌田をボランチとして投入。一方のチェルシーは71分、ボックス左に抜けたジャクソンがわずかにゴール右にはずれるシュートを放つ。
すると、次にスコアを動かしたのはパレスだった。82分、ショートカウンターからボックス左に走りこんだエゼがサールの縦パスをダイレクトで折り返し。最後は正面のマテタがシュートを沈め、パレスが1-1のタイスコアとした。
結局、試合はそのまま終了。C・パレスがリーグ3試合無敗とした一方、チェルシーは連敗こそ止めたもののリーグ4試合未勝利となっている。