12月28日にセリエA第18節が行われ、鈴木彩艶の所属するパルマはモンツァをホームに迎えた。
ここまで3勝6分け8敗で16位に位置するパルマ(勝ち点15)は前節、ローマに0-5で大敗して3連敗中。24日にアレッサンドロ・ネスタ監督を解任し、サルヴァトーレ・ボッケッティ氏を招へいした最下位モンツァ(勝ち点10)を叩き、4試合ぶり白星で2024年を締めくくりたいところ。
ところが、試合は序盤から最下位モンツァに押し込まれる展開に。すると3分、ボックス内でダニエル・マルディーニにクロスバー直撃のシュートを打たれる。その二次攻撃でジャンルカ・カプラーリがパトリック・チューリアとのワンツーからボックス左深い位置に侵攻してクロス。このこぼれ球をP・チューリアに豪快に蹴り込まれた。しかし、ここはVARの末にワンツーしたところでゴールラインを越えたとし、ゴールは取り消された。
9分にも最終ラインを突破され、G・カプラーリのラストパスをD・マルディーニにゴールネットを揺らされるも、ここもオフサイドの判定で助かったパルマ。その後、落ち着きを取り戻したかと思われたが、21分にも1本のパスで背後を突かれ、ボックス右から右足を振り抜いたG・カプラーリのシュートがゴール左を捕らえる。だが、GK鈴木が右手一本で弾いた。
前半半ばを過ぎると、敵陣でボールを保持する機会を増やすものの、決定機らしい決定機は作れず。前半アディショナルタイムには、モンツァに右サイドの突破を許してサムエレ・ビリンデッリにゴール前右に持ち込まれるが、シュートはGK鈴木がパンチングで凌いだ。
ゴールレスで試合を折り返すと、ここまで劣勢だったパルマの状況がワンチャンスで一変する。51分、自陣右サイドでボールを持ったウォヨ・クリバリがアントワーヌ・エイノーとのパス交換で一気に打開。ボックス右に侵攻すると、パブロ・マリに止められるも、一度プレーが中断したところでOFRが介入。同選手が足裏でファウルしたとしてPKがパルマに与えられると共に、この日2枚目のイエローカードでP・マリが退場に。獲得したPKをエルナニがゴール右に沈めて、パルマが先制する。
先手を奪うと共に数的優位に立ったパルマ。直後の58分にはモンツァのセットプレーからミラン・ジュリッチに頭で押し込まれるも、ここもオフサイドの判定でゴールは認められない。
危険な場面を何度も作られるも、なんとか耐えるパルマ。78分にはGK鈴木のスローがカウンターの起点となり、ゴールを脅かす場面も。
このまま逃げ切れるかに思われた85分、ついにモンツァ相手に失点。ボックス右外のケビン・マルティンスがGKとDFの間に鋭いクロスを送る。これをファーサイドのペドロ・ペレイラに押し込まれた。
またも勝てずか。しかし、この日のパルマは違った。ラストワンプレーの場面、左CKをニアサイド深い位置のラウタロ・バレンティが頭で逸らすと、右サイドネットに吸い込まれた。
このまま試合は終了。最下位モンツァに苦戦も劇的ゴールにより2-1で競り勝ったパルマが連敗を「3」でストップし、4試合ぶり白星。年内ラストマッチを勝利で終えた。

